2020/12/07

【後半①】周囲を味方につける世渡り上手は、協力上手である。

コミュニケーション > 説明力・説得力 冬木しょうこ

仕事の経験を重ねると、周囲からの期待が年々高まってきますよね。特に、若手のころは現場の一線で活躍してきた方も、30代を過ぎたあたりからは「チームをまとめる」「上役と現場をつなげる」といった仕事が求められることも増えます。

 

そのような「大勢の人と関わる仕事」を成功させるには、周囲を味方につけることが不可欠ですよね。

 

そのため、以下の記事では、相手を味方にすることで自分の限界を突破できたり、好循環が生まれるとお話しました。

 

関連記事

 

それを踏まえたうえで、周囲を味方につけるためには、以下3つの習慣を形成することが近道です。

 

ポイント!

【習慣①】自分から相手を味方とみなす(今ここ)

【習慣②】人に教えてもらったことを即座に実行し、感謝を伝える

【習慣③】こまめに素早く判断する

 

今回は1つ目、「自分から相手を味方とみなす」についてみていきましょう。

一度身につければどの職場でも活躍できますので、ぜひ自分のものにしてくださいね。

 

その悩み、【診断付】無料カウンセリングで相談してみませんか!?

 

【習慣①】自分から相手を味方とみなす

周囲を味方につける人は、例外なく自分から相手を味方とみなしています。

具体的には、相手と一緒になって問題解決しようとするという姿勢を貫くことです。

 

相手と一緒になって考えようとしたり、解決しようとすることで「(自分+相手)vs.問題」というコミュニケーションの構図を作ることができます。この構図が作れる人は、余計な対立を生まずに納得を得られますし、相手にとっても喜ばしい提案をすることができます。

 

一言でいうと、よりストレスフリーに生きられます。

 

この逆は「自説の正しさを相手に証明しようとする」ことです。自説の正しさを訴えるのが上手な人は、隙のない論理構成で相手を打ち負かすことが得意です。

 

お気づきかと思いますが、相手を論破するような会話をする人は、「自分vs.相手」という構図を無意識に作って、相手を敵に回してしまっています。

 

両者の日常は、どう変わるのでしょうか。例えば、会議のシーンで考えてみましょう。

相手を論破しようとして、敵に回してしまうNG例

会議参加者が「私は○○をした方がいいと思うんですけど」と発言した場合を考えてみましょう。

 

その参加者を敵に回すAさんは、

「あなたの言わんとしていることは分かります。しかし、今後の事業方針を前提に考えると、あなたの案はやや実現性に乏しいのではないでしょうか?実際、過去似たような事例がありましたが、その時は採算が合わずに撤退してしまいました。なので、あなたの意見はやや時期尚早かもしれません」

という言い方をします。

 

なるほど、前提と事例に基づいて論理的な意見を展開しています。その人は自分の至らなさを痛感し、押し黙ってしまうでしょう。しかし、同時に相手は「この人にはもう話すまい」と心の中で感じてしまうのではないでしょうか。

 

相手を論破しようとするAさんからすれば、単により良い意見を出して会議に貢献しようとしているだけなのかもしれません。また、確かに筋の通った発言をしているのでしょう。

 

しかし、発言すればするほど聴き手を敵に回してしまったら、本来の目的が達成できないばかりか、会議後も関係をこじらせるかもしれません。そうなると、とてももったいないですよね。

 

一緒になって考えることで、味方につけるOK例

一方、相手を味方につけるBさんは、一緒になって考えています。

 

以下、同じ例でみていきましょう。

「私は○○をした方がいいと思うんですけど」「なるほど、それは一理ありますね。ちなみに、なんでそこに着目したんですか?「はい、今業務がパツパツで毎日2時間くらい残業せざるを得ない状況になっているので、○○じゃないと厳しいと思うんです」「そうなんだ、大変だね。ちなみに、その業務がパツパツになっている理由は何かありそうですか?」「社員が1人辞めてしまったんです。業務量が変わっていないので、残っている私たちで補わないといけなくて…」「なるほど、たしかにそういう状況に置かれたら誰しも余裕がなくなってしまうから、○○の方がいいと思えてきますね。おっしゃるように、現場が動きやすいように配慮するのはとても重要ですね。そのうえで、今の事業方針に合致するような方法でいうと、何がいいんでしょうかね「そうですね…」

 

いかがでしょうか。

 

実は、一緒になって考えるOK例と、論破しようとするNG例は、「事業方針を前提とした案を考えたい」という点では同じです。

 

しかし、OK例の場合、すぐに自説を訴えることはせず、まずは相手の発言の意図をよく聞いて理解に努めていますよね。その結果、「Bさんと参加者が一緒になって、より良い案を考える」という協力関係の構図が出来上がります。

 

こうすれば、参加者の感情を尊重しつつも、会議の目的を達成することもできますよね。

 

関連記事

 

その悩み、【診断付】無料カウンセリングで相談してみませんか!?

 

習慣①:相手を味方にしたいなら、まず自分から味方とみなそう

今回ご紹介したように、相手を味方につける人は、脊髄反射的に自説の正しさを訴えて相手と戦おうとはしません。

 

いかなる時でも、まず「相手は何を求めているのか?何を意図しているのか?」を考え、一緒に問題解決をしようとしています。

 

相手を自分の味方だとみなしている人は、ごく自然にこのような行動をとることができます。だからこそ、周囲から「この人だと一緒に仕事しやすい」と思われ、自然に寄ってくるようになります。

 

最初はあなたに半信半疑だった人も、あなたの真摯な態度を見て印象を変えることでよう。その結果、味方が本当に増えてくるのです。

 

そのうえで、さらに味方を増やすには、以下【習慣②】【習慣③】も併せてチェックしましょう。

(こちらは、追って記事にいたします。どうぞご期待ください)

 

ポイント!

【習慣②】人に教えてもらったことを即座に実行し、感謝を伝える

【習慣③】こまめに素早く判断する

【完全版】仕事を楽しくする!周囲を味方につけるコミュニケーションのすすめ

 

ぜひ、周りの人を味方につけて、仕事人生を謳歌していただけると嬉しいです。

 

その悩み、【診断付】無料カウンセリングで相談してみませんか!?
カテゴリー: コミュニケーション > 説明力・説得力
タグ:, , , ,