2021/06/15

第6回|会議で、先輩などに意見を押し切られてしまうときの対応法【週刊・コミュニケーション仕事術】

ピックアップ > コミュトレラジオ 冬木しょうこ

前回は、「会議に出始めたものの、ついていけない…」の方に対して、「疑問を準備しよう」という解決策をお話いたしました。

 

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今回は「会議である程度意見を言えるものの、先輩などに押し切られてしまう方」 におすすめのワンポイントコミュニケーション術をご紹介していきます。

 

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第6回のテーマは、「会議で、先輩などに意見を押し切られてしまうときの対応法」です。

 

▼動画はこちらからどうぞ!(音量にご注意ください)

動画で詳しく解説しておりますが、より理解を深めていただけるように本記事でも配信いたします。

ぜひお楽しみください!

 

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「部分的同調」で建設的に議論する

会議で議論していると、相手の意見に対して

「ん…?それはどうなんだろう…?」

と引っかかってしまうときがありますよね。

 

相手の意見に全面的に同意できない場合は、「部分的同調」を使って切り返すのがオススメです。

 

部分的同調とは、

「●●さんは~という観点でこの意見を言っていると思うので、この点については賛成です。」

といったように、一部分だけに限定して同意することを指します。

 

部分的同調を用いると、どんな効果が生まれるのでしょうか。

それは2つあります。

 

■部分的同調の効果①:相手を否定せずに済む

皆さんも、「それは違うよ」と相手から否定されると、やはり人間ですから一瞬ムカッとしますよね(笑)

 

それは相手も同じです。

 

そのため、一度でも相手を真っ向から否定すると、そのあとの議論が成立しにくくなります。

 

しかし、部分的同調を使うことで、相手の意見をやんわり受け止めることができます。

 

■部分的同調の効果②:自分の意見を受け入れてもらいやすくなる

人間心理には、返報性の法則が働きます。いわゆる「やられたらやり返す」というものですね。

 

私たち人間は、自分を否定してくる人に対してはつい否定し返したくなります。

 

逆に、肯定してくれる人に対しては自分も肯定し返そうとします。

 

なので、会議で部分的同調を行って「受け入れてもらえた」と相手に感じてもらえると、相手もこちらの意見を受け入れようとします。

 

たとえば、相手の意見に対して懸念を示すとき、ストレートに

「ですが、効果という観点でいうとどうでしょう?」

と言うと、「否定してきた」と受け止められるおそれがありますよね。

 

一方で、

「●●さんは効率面という観点でおっしゃっていますよね。その点については賛成です。ですが、効果という観点でいうとどうでしょう」

と言うとどうでしょうか。

 

「たしかに、その観点も重要だよな」などと、相手にとって受け入れやすくなりますよね。

 

このように、返報性の法則を適用することで、周囲と対立することなく、建設的な議論が交わせるようになります。

 

ワンポイント

「返報性の法則」は心理学でよく聞くトピック。実はビジネスコミュニケーションと心理学は、密接な関係があります。

むやみにコミュニケーションテクニックを覚えるよりも、「なぜそれが効果的なのか」といった人間心理を押さえると、実践しやすくなります♪

 

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対立を上手に防ぐ!部分的同調の応用例

 

部分的同調は、会議に限らず日常の幅広いシーンで使えます。

 

【例1】他人の愚痴を聴くとき

たまに、「○○さんってムカつくよね」と愚痴に遭遇することがありますよね。

全面的には同意できないし、かといって否定もできない…

こんなとき、対応に少し困りますよね。

 

このときも、すかさず

「●●さんの立場に立つと、その気持ちはわかりますよ」

と伝えてみましょう。

 

すると、(私はそうじゃないけどね)と一線を引いた同意ができるんです。

 

否定的なニュアンスを出さずに自分の中立的な立場を保てるので、愚痴を上手にかわすことができます。

 

【例2】後輩の悩みを聴くとき

先輩社員ともなると、後輩の悩みを聴く機会も増えてきますよね。

 

そんなときに、悩みに対して「めちゃわかる」と全面的に共感すると、完全に後輩と同じ立場になってしまいます。すると、こちらの説得力が少し落ちてしまいますよね。

 

とはいっても、「それは違うよ」と切り返すと、冷たく突き放してしまう印象になりかねません。

 

こんなときも、

「自分も昔はそうだったよ(今はそうじゃないけどね)」

と言ってみましょう。

 

すると、後輩の気持ちに共感しつつも、先輩としての立場を守ることが出来ます。

 

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まとめ:部分的同調を上手に使いこなそう

今回は、「会議で、先輩などに押し切られてしまう方」に向けた対応法をご紹介しました。

 

最後に、改めておさらいしましょう。

 

●懸念を示すときは、部分的同調を使って一部分だけ同意する●具体的には「~という点で考えると、たしかにその通りですね」というフレーズを使う

 

ぜひ使ってみてくださいね!

 

次回予告

次回のテーマは「仕切り上手は○○上手!ワンランク上の会議ファシリテーション法」です!お見逃しなく♪

 

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