「自分を変えたい」
誰もが一度は考えたことがあるでしょう。
特に仕事をしている上では、年次が上がるにつれて、求められる職務や役割が変化するもの。
職場で求められ続ける人になるには、自分のスキルや仕事に取り組む姿勢・態度を成長させ続ける必要があります。
一方で、
「頭でわかっていても、実行するのが難しい」
「自分を変えるなんてこと、今さらできるんだろうか」
「今まで自分なりに頑張ったけど、効果がなかった」
といった想いを抱える方も多いかと思います。
しかし、実は、自分を成長させて職場で求められ続ける人材になるためには、たった2つの習慣をおさえれば良いんです。
「自分を変えたい」という気持ちを実現に向かわせるのに、遅いということはありません。
是非、今日から実行してみてください!
目次
「自分を変える」ためには、自分を「客観視」しよう
「なんでいつも自分はうまくいかないんだろう」「もっと違う自分になれたら良いのに」
このように「現状に満足できない」と感じたときにまず始めるべきことは、自分を客観視することです。
本記事でお伝えする2つの習慣というのも、自分を客観視できるようになるための習慣となります。
私たちは、日頃、自らの言動を客観的に見るということを、案外できていないものです。
その結果、私たちは知らず知らずのうちに、自分の視点から物事を見る自己中心的な考え方をしてしまいます。
すると、自分でも無意識のうちに、以下のような職場での信頼関係・人間関係を悪くする行動をとってしまうことがあるんです。
・自分の評価ばかりを気にして、本来すべきことに集中できなくなる
→求められる成果が出せない・自分本位に物事を見て、他人の欠点が目に付いてしまう
→他人を尊重できない・基本的な礼儀や礼節を実践できない
一方、自分を客観的に見る視点をもつと、「自分が今とるべき行動は何か」を冷静に判断することができます。
自分の言動をもう1人の自分が見るような視点をもつことで、あるべき方向に向かって少しずつ言動を調整することができますよね。
それこそが「自分を変える」ことであり、自分の考え方(物事の捉え方)やスキルを成熟させることでもあります。
「自分を変える」というと、なんだか先の見えない大きなことのように感じますが、実は小さな調整の積み重ねなんです。
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自分を客観視して自らを変化させる二大習慣
それでは、ここからは、いよいよ自分の言動を客観視する(=自分を変える)ために実践すべき2つの習慣をお伝えしていきます。
早速今日から意識してみてくださいね!
習慣①:自分が周りに与える影響を考える
1つ目の習慣は、自分の発言や行動が、周囲(会社・組織や同僚)にどのような影響を与えているかを考えることです。
「自分は職場の中心人物でもないし、大した影響力はない」と考えたそこのあなた、実はそんなことはありません。
例えば、隣の席の同僚が思うように仕事が進まずイライラしていたとき、「自分だって忙しいのに」と嫌な気持ちになったり、「これ以上苛立たせないようにしなくては」と気を遣ったりしたことはありませんか?
その同僚からすると大した意図はないのかもしれませんが、やはり他人の言動や雰囲気には少なからず影響を受けますよね。
同様に、皆さん自身の言動は、自分が意図する・せざるに関わらず、他人に影響を与えてしまうといえます。
(そして、残念なことに、ポジティブな影響よりもネガティブな影響の方が伝わりやすいことも多いのです…)
仮に自分自身が苛立ってしまったときをイメージしてみると…
■周囲への影響を考えていない場合の発言例
「こうなるに決まってるでしょ」
「締切近いんだから、早く進めてよ」
このような発言やぶっきらぼうな態度は、同僚を不快にさせてしまいますし、それが積み重なるとどんどん関係が悪化していきます。
逆に、自分が感情的に苛立っているとしても、周囲への影響を考える人は、それを表にだしません。
いつも通りのコミュニケーションを続けるだけです。
もちろん、時に自分の感情に振り回されて、少しキツい態度が顔を出すこともあるかもしれませんが、それが相手にどのような影響を与えるかを常に意識していれば、すぐに修正することができるでしょう。
さらに、「どうしたらポジティブな影響を与えられるか」という点にまで考えが至るようになれば、少しずつそれに応じた言動に修正していくことができます。
そう考えると、自分が周囲に与える影響を意識するよう習慣化しておくことは、自分を変えることのはじめの一歩といえるでしょう。
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習慣②:For youの姿勢で接する
「For youの姿勢」とは、相手を思いやる(相手のためになる)言動を取ろうとすることです。
相手の感情に寄り添い、その人が求めていることは何かを考えた上で自分の言動を選択することを指します。
自分の視点だけから物事を見ていると、良かれと思って取った行動が裏目に出てしまうことがあります。
誰からも100%好意的に受け止める行動を取り続けることは不可能ですが、だからこそ、職場というさまざまな価値観をもった人が集まる場において、「自分だったら」ではなく「相手にとって」という視点をもちつづけようとすることが大切です。
1つ目の習慣で、自分の言動の影響力を考えた上であるべき方向へ調整していく、とお伝えしましたが、その調整においてはまさにこの「For youの姿勢」が不可欠になります。
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まとめ:2つの習慣を実践して、「自分を変える」ための一歩を踏み出そう
いかがでしょうか。
本記事では、「自分を変えたい」と考える方に向け、2つの習慣をご紹介しました。
習慣①:自分が周りに与える影響を考える
習慣②:For youの姿勢で接する
スキルアップという面でも、精神的な成長という面でも、自分を変えようと思ったら、上記2つの習慣を日々積み重ねていくことが不可欠です。
ある日急にまるで違う自分になることはできなくても、徐々に自分がなりたい自分、そして周囲から求められる自分に近づくことができます。
この記事が、皆さんの変化のヒントになることを願っています!
タグ:人間関係, 自己成長