2021/02/25

【完全版】仕事を楽しくする!周囲を味方につけるコミュニケーションのすすめ

コミュニケーション > 職場の人間関係 冬木しょうこ

コミュトレインストラクターの冬木しょうこです。

 

初めましての方も、いつも記事をみていただいている方も、この記事に飛んでいただき、ありがとうございます^^

 

さて、2021年2月に、沢井製薬提供「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」にJ-WAVE(81.3FM)「STEP ONE」(月~木 9:00~13:00)より、全3回にわたって私が出演させていただきました。

 

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その際は「周囲を味方につけるコミュニケーション・スキル」をテーマにお話しましたが、ラジオでお伝えしきれなかった話を、この記事ではお伝えしていきたいと思います。

 

あなたの仕事を楽しくするヒント満載ですので、是非ご覧ください。

 

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 相手を味方にするには、まず自分から相手を味方とみなす

 

2/4(木)放送回のテーマは「周囲を味方につける世渡り上手は、協力上手!」でした。

 

相手を味方につけるというと難しく感じますが、その出発点は「まず自分から相手を味方とみなす」ことなのです。言い替えれば「相手が抱える問題を一緒になって解決しようとする」姿勢をもつことです。

 

この姿勢があるか否かで、ストレスも人間関係も劇的に変わります。

 

相手を味方とみなすことで、ストレスが激減する

 

たとえば、上司から仕事を振られたときに、その仕事だけをみて「こなす」という意識をもつ部下は、上司の真意がなかなかつかめません。なので、言われた通りにやったはずなのに「違う」と突き返されたり、しっかり伝えているつもりなのにツッコまれたりしてしまい、ストレスが募るばかりです。このように、上司と敵対してしまいがちです。

 

一方で、上司が積極的に任せたくなる部下は、「上司が抱える問題を一緒になって解決しよう」とする基本姿勢を備えています。

上司は、組織全体として成果を出すための手段として、部下に指示を出しています。

 

部下の仕事とは、上司が「これを達成したい!」と考える目的や完成イメージに近づいていくためのお手伝いといえます。

 

全てを説明されないとそのお手伝いができない…という状況では「指示待ち」と言われてしまいますが、自分から「上司はこの完成像を実現するために、こう言っているんだな」と考えられれば、もう「指示待ち」なんて言われることはなくなるはず!

 

出典

「指示待ち」とは言わせない!上司の意図をつかむ3つのコツ

 

このように、上司と自分(部下)は敵同士ではなく、実は同じ目標に向かって進む仲間であるとみなすと、上司がいわんとしていることをつかめるようになります。

 

それ以外にも、

取引先のお客様は、自分を品定めする相手ではなく、ビジネスを通じて一緒に社会貢献する仲間である

という認識をもつと、プレゼンや商談前の緊張がほぐれたり、

会議に同席しているメンバーは、説得しなければいけない相手ではなく、会社の利益を共に追っていく仲間である

と考えると、意見が異なる相手に対して攻撃的になることはなくなります。

 

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自分から相手の味方になろうとする人は、対立関係を修復できる

 

自分から相手を味方とみなすと、対立している相手の態度を少しずつ軟化させていくことができます。

メーカーに勤務しているある40代の男性は、

 

「自社工場で働くパートさんと関係がとれておらず、こちらの指示内容がたびたび自分の意図とは違う解釈をされて、言った言わないの衝突が頻発していた」という課題でお越しになりました。

 

しかし、ビジネスコミュニケーションの学習を始めて1か月も経過しないうちに、

「最近、パートさんが話をよく聞いてくれるようになったんです」と笑顔で成果報告をくださるようになりました。

 

一体何をされたんですか、と聞いてみると

 

「特別なことはしていませんが、for you(相手の立場に立つ)の考え方を改めて知って、これまで自分は、パートさんに対する挨拶すらも最低限で済ませるくらい、彼女たちをないがしろにしていることに気づいたんです。」

 

「なのでそれ以来、彼女らに積極的に関心をもって気にかけるようにしました。夜退社するときも、パートさんのところまで行って挨拶したり、こないだお子さんが風邪引いたって言ってましたけど大丈夫でしたか、と話しかけてみたり。そうしてみると、パートさんのかたい表情がちょっとずつほころんできたんです」

 

「だから今では、向こうから話しかけてくれるようになり、会話の中でちょっと笑いあうことも増えてきました」

 

と答えていました。

 

出典

40代になっても”急激に成長する”社会人がもつ「3つの特徴」

 

相手に自分から挨拶する、相手の近況を気にかけるといった言動は、近しい間柄の人や自分の味方だと思える人に対しては、普段から自然と実行しているのではないでしょうか。

 

しかし、相手と心の距離があると感じると、とたんに控えめになりがちですよね。

 

だからこそ、相手の態度がどうであれ、まずは自分から相手を味方とみなして、気にかけてみましょう。そうすることで、心の距離を少しずつ縮めていくことができます。

 

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 「行動」こそ、相手への「最上級の褒め言葉」

 

2/18(木)放送回のテーマは「周囲を味方につける人は、フットワークが抜群に軽い!」でした。

 

ここでいうフットワークとは、「相手に教えてもらったことを即座に行動に移し、感謝を述べる」です。

 

私たち人間の本音は、言葉ではなく行動に現れますよね。

 

言葉にすると「お世辞」になりがちな褒め言葉も、実際に行動に移すことによって、確実に相手の心に伝えることができます。

 

ですから、相手の話を聴いて興味をもったのであれば、すぐに以下の行動をとってみてください。

●やってみる●買ってみる●食べてみる●読んでみる●行ってみる●その場で検索する

そしてできれば、すぐ「教えてくださってありがとうございました」と感謝の言葉を贈りましょう。

 

よく、相手に好かれる人は「会話上手、リアクション上手」だという印象があります。

 

しかし、いくらその場で興味を示すリアクションをとって「あとでチェックしてみます!」と元気よく言ったとしても、後日「すみません、時間がなくてまだチェックできていないです…」となってしまったら、かえって相手を失望させてしまいますよね。

 

逆に、その場ではうまい返しが見つからなかったとしても、相手がおすすめしたものを本当に試してみると、相手はほぼ100%喜んでくれます。そして、こちらに対して好意的に接してくれるようになります。

 

以前、日頃奥様から「もっと丁寧に家事をやってほしい」といわれて、「せっかく手伝っているのに、うるさいな…」と内心反発していた旦那様がいらっしゃいました。あるとき彼は、奥様の「文句」を『アドバイス』ととらえなおし、奥様から言われた通りに実践して「本当にきれいになった!ありがとう」と伝えたそうです。すると、奥様が満面の笑みになり、それ以来「文句」を言われることがほとんどなくなったとのことでした。

 

このように、相手の言葉を本当に実践する人は、その人の話を真摯に受け止めているという印象を与えることができます。なので、間違いなく関係性を良好にしていくことができます。

 

行動こそ、相手に対する最上級の褒め言葉なのです。

 

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判断が速いと、好意的に接してもらえる

 

2/25(木)放送回のテーマは「周囲を味方につける人は、判断が速い!」でした。

 

判断が速いとは、言い換えると「アウトプット・成果物を出すまでが速い」ということです。

 

仕事は判断の連続ですよね。たとえば企画書を1つ作るにしても「どんなタイトルにするか」「どんな構成にするか」「このデザインでよいのか」と、判断すべき内容が無数にあります。その1つ1つに答えをだしていくことで、最終的な成果物が仕上がります。

 

ですから、判断が速いと行動に移すことも速く、必然的に成果物を出すまでのスピードが速くなります。

 

こういうと、「速さだけじゃなくて慎重さも必要だ」「いくら速くてもミスが多いとかえって信用を失う」と心配される方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、速さが上がれば、余裕をもって修正することができますよね。結果として、同じ納期でも、成果物の質に歴然たる差が生まれます。

あるいは、同じ品質なのであれば、相手に早く提出した方が、評価が高くなる傾向にあります。

 

このように速く仕事をすると、相手に対して「非常に頼りがいがある」という印象を与えます。だからこそ、こちらに対して好意的に接してくれるようになるのです。

 

素早い判断は、相手にとっての優先順位を考える意識から生ずる

 

では、どうすれば判断を速くできるのでしょうか。その答えの1つは、常に相手にとっての優先順位を考える意識をもつことです。

 

優先順位は、自分の業務スケジュールの組み立てや、お金・時間の使い方を考えるときに意識される方も多いでしょう。

 

相手を味方につけるという観点でいえば、自分にとってだけではなく「相手が最も大事にすることは何か?」を意識的に考えることがポイントです。

 

例えば、

自分のプレゼンテーションを聴く相手は、何を一番聴きたがっているのか自分の報告を聴く上司は、どんな観点を一番重要視しているのか自分に仕事を依頼してくる相手は、何を一番押さえてほしいのか自分が部門長だったら、どんな状況が一番理想的なのか

といった「相手にとっての優先順位」を意識的に考えていきましょう。

 

相手にとっての優先順位を考える思考は、一種の「習慣」です。マラソンに初めて取り組んだ人は少しの距離でも息が切れますが、継続的に走っていくうちに、よりラクにより速く走っていけるようになりますよね。

 

同じように、仕事の中で折に触れて意識することで、必ず判断が速くなります。同時に、自分目線にとらわれず、より広い視野で質の高い仕事ができるようになります。

 

とはいえ、「考えてもよく分からない」という方もいるでしょう。

 

そんな方にご提案したいのはズバリ、相手の話を聴きながら結論に至った理由(背景、話の目的)」に着目することです。

 

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相手が最も大事にすることをつかむには、理由に着目する

 

相手が言わんとしていること、本当に伝えたいことを正確にくみ取れる人は、話を聴くとき「結論」だけではなく「理由(話の背景・目的)」まで聴いています。なぜなら、理由にこそ話し手が伝えたい意図が顕れるからです。

私の上司はいわゆる「一を聴いて十を知る」というタイプの人です。部長や課長からの「これやっといて」といったざっくりした指示を下されても、意図を的確にくみ取れる人でした。

 

例えば、

資料を作成してフィードバックをもらっても訂正されることはほとんどなく、相手の話を聴いても「つまりこういうことですよね?」と確認して「そうそう、そういうこと!」と会話がスムーズに進みます。

 

なので、会社の偉い人たちからは「彼に任せておけば安心だ」という絶対的な信頼を置かれていました。

 

その彼に

 

「なんで○○係長はそんなに意図をくみ取るのが上手いんですか。何か秘訣ってあるんですか」

 

と聞いたところ、彼は、

 

「んー、そうだな、その業務に対する経験量や知識量が多いから想像がつくというのもあるけど…わりと普段から『なぜその結論に至ったのかという背景や理由』にこだわっているかな」

 

と教えてくださったのです。 

 

出典

話の意図をくみ取れる人は、「結論」ではなく「理由」に着目する

 

実のところ私は、相手が最も伝えたいことをよく見誤ってしまう人間でした。

 

たとえば、会議で情報共有を受けるときに「要は何が決まったのか」しかノートに書いていなかったため、あとでノートを見返しても、どんな趣旨の話だったのかをよく思い出せなかったのです。

 

そのため、行動に移すのもおっくうになりがちでした。

 

しかし、今は話の背景や、結論に至った理由も含めてメモしているため、「要は何を伝えたいのか」「何を達成してほしいのか」が明確に理解できるようになりました。そのため、行動に移すのも速くなり、結果としてアウトプットを出すまでが格段に速くなりました。

 

その結果、納期までに余裕をもって修正できるようになり、相手に満足いただくような成果物を出せるようになってきました。

 

このように、判断を速くして早くアウトプットを出すには、まず話の背景も含めて丁寧に聴くようにするのがオススメです。

 

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まとめ:ほんの少しの差で、コミュニケーション能力は劇的に変わる

いかがだったでしょうか。今回はラジオ収録では語り切れなかったことも含めて、詳しく解説いたしました。

 

改めて、周囲を味方につけるコミュニケーションのポイントをおさらいしていきましょう。

 

1.相手を味方にするには、まず自分から相手を味方とみなす

相手を味方とみなすことで自分のストレスが激減しますし、対立した人間関係を少しずつほぐしていくこともできます。

 

2.「行動」こそ、相手への「最上級の褒め言葉」である

まずは、相手がおすすめしていることについて、少しでも良いので実際に行動に移してみましょう。

 

3.判断が速いと、好意的に接してもらえるようになる

「相手が最も大事にすることは何か?」を意識的に考えることで、相手に満足される成果物を速く出せるようになります。そのためには、相手の話の結論だけではなく、理由にも着目しましょう。

 

是非、以上の点を意識して実行してみてくださいね。いずれも、特別なセンスや才能は必要なく、誰でもすぐできるものばかりです。習慣化していけば、必ずや今以上に周囲の方との人間関係が良好になり、仕事の質も上がっていくことでしょう。

 

あなたがこれからの仕事人生を楽しんでいけるよう、心から応援しております!

 

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国際基督教大学教養学部卒業。9年間の新規開拓営業のほか、8年間「コミュトレ」インストラクターとして、延べ3000人以上の社会人のビジネススキルアップを支援。2016年~コミュトレのカリキュラム開発に従事。基幹設計~制作・編集・校正までの全工程を経験し、『ディスカッションスキルコース』『メンバーシップコース』『リレーションシップコース』の教科書執筆を担当。2021年2月、「新・はたらき方戦略」の記事をきっかけに、ラジオ番組J-WAVE 「STEP ONE」のマンスリー講師に出演。
現在はコミュトレのマーケティング部門にて、「新・はたらき方戦略」のチーフエディターとしてコンテンツ制作に携わる。また、SNS公式アカウント(instagramtwitter)の「中の人」。趣味は料理・五目並べ。

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